事業案内

すべての消費者が安心して食卓を囲めるよう、安全な食品を継続して提供することは、食品事業者の使命です。

食のグローバル化が進む中、日本の食を世界市場に普及していくことは、食品産業の重要な成長戦略といえます。私たちは食品事業者の皆様が活用しやすく、HACCPを含む国際基準に整合した食品安全マネジメントの実施水準を高めることにより、食品の安全確保に貢献します。

食品の安全確保は、個々の食品事業者が単独で取り組むだけでなく、フードチェーンの各段階の全ての事業者が取り組むことによって、その有効性が高まります。

当社は食品産業の更なる安全管理レベルの向上と管理コストの最適化、消費者の信頼向上に寄与したいと考えております。

◆ 食品安全マネジメント規格「JFS規格」とは?

JFS規格は、一般財団法人食品安全マネジメント協会が開発・運営する食品の安全管理の取り組みを認証する規格です。
事業者の規模に関係なく取り組みやすく、誰もが国際標準の食品安全マネジメントを目指せるJFS規格は、事業者の安全管理レベルの向上に役立つほか、フードチェーン全体における食の安全のつながりを確かなものにするという役割を担っています。

◆ JFS規格を構成する3要素

JFS規格は、食品安全マネジメント(FSM)、ハザード制御(HACCP)、適正製造規範(GMP)の3要素で構成された食品安全マネジメント認証・適合証明です。
これらの3つの要素は独立して機能するのではなく、それぞれが相互的に影響を及ぼしております。

食品安全マネジメントシステム(FSM)

  • 以下のGMPとHACCPを有効に実行するための管理の仕組み
  • 安全方針の設定、手順書作成、文書管理方法の設定など
  • トップマネジメントの責任、フードディフェンスや食品偽装への対応

ハザード制御(HACCP)

  • 生物学的危害、化学的危害、物理的危害の可能性を分析(HA)
  • 危害防止のための重要な工程管理ポイントを決定(CCP)
  • 重要な工程管理ポイントにおける管理条件を設定

適正製造規範(GMP)

  • 食品安全管理において基本的となる一般衛生管理
  • HACCPを実施するための前提条件プログラムの中心となる基準
  • 従業員衛生、環境、施設、装置、検査、メンテナンス、教育など
FSM、GMP、HACCPの3要素が互いに相関している図

◆ JFS規格の種類

食品製造事業者を対象としたJFS規格には、JFS-C規格、JFS-B Plus規格、JFS-B規格、JFS-A規格があり、各規格で求められている要求事項において要求内容や項目数の違いがあります。
※HACCP認証株式会社では、JFS-A規格、JFS-B規格、JFS-B Plus規格の監査、適合証明を行なっております。

JFS規格の全体図

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